2010年12月19日日曜日

GeIL製メモリモジュールキット9モデルが「AION」の推奨

 台湾のメモリ関連製品ベンダーであるGeIL(Golden Emperor Int’l Ltd.)は,日本における代理店であるエムヴィケーを通じて販売しているメモリモジュール製品,計9モデルが「The Tower of AION」(以下,AION)の推奨認定を取得したと発表した。



 推奨認定を受けた製品は下記のとおりで,いずれも,デュアル,もしくはトリプルチャネルキットとなっている。




  • GV33GB1600C9TC:PC3-12800 DDR3 SDRAM 1GB(CL9)×3

  • GV36GB1600C9TC:PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB(CL9)×3

  • GV33GB1333C9TC:PC3-10600 DDR3 SDRAM 1GB(CL9)×3

  • GV36GB1333C9TC:PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB(CL9)×3

  • GV32GB1600C9DC:PC3-12800 DDR3 SDRAM 1GB(CL9)×2

  • GV34GB1600C9DC:PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB(CL9)×2

  • GV34GB1333C9DC:PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB(CL9)×2

  • GB24GB6400C5DC:PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB(CL5)×2

  • GX24GB6400DC:PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB(CL5)×2




 2009年10月21日の記事でも指摘しているとおり,メモリモジュール(≒メインメモリ)はOSがハンドリングするものなので,搭載することで直ちにAIONが快適になると約束されるものではない。また,大手メーカー製のPCだと,指定されたメモリモジュール以外を増設すると保証外になることもあるので,このあたりには十分な注意が必要だ。

 とくにこれといって特典アイテムが付属したりもしないことも踏まえるに,わざわざ指名買いする必要を感じないというのが正直なところだが,“AION推奨”という事実に意義を見いだせるプレイヤー諸兄諸姉なら,ゲーム用PCのメインメモリ強化に当たって,記憶に留めておくのもアリだろう。





#### 以下,リリースより ####



「タワー オブ アイオン」初推奨メモリ?モジュール?ブランド「GeIL」


メモリ?モジュール?メーカーであるGeIL社が現在日本でセンセーションを引き起こしているNC Soft開発の「タワー オブ アイオン」の推奨メモリを取得。



兼ねてゲーム用メモリの開発、製造及び販売を行ってきているGeIL社が、「タワー オブ アイオン」初めての推奨メモリを取得したのは、過去の実績から判断しても、納得行く結果だという風に感じる。



「タワー オブ アイオン」は天族、魔族、龍族による三つ巴の戦いを描いたファンタジーMMORPGです。プレイヤーは天族もしくは魔族を選択し、永遠の塔をめぐってNPCである龍族とPvPvE(プレイヤー対プレイヤー対モンスター)を繰り広げます。また、自由度と緻密さに優れるキャラクター作成ツール、さらには飛行によるスピード感とアクション性豊かな空中戦、数百を超える装備品やスキル、クエストなど、まさに新世代のMMORPGをご体験頂けます。



推奨メモリとして認定されたモデルは以下のようになっている。




  • DDR3 Triple Channel GV33GB1600C9TC(1GB×3 PC3 12800 1600MHz CL9)

  • DDR3 Triple Channel GV36GB1600C9TC(2GB×3 PC3 12800 1600MHz CL9)

  • DDR3 Triple Channel GV33GB1333C9TC(1GB×3 PC3 10660 1333MHz CL9)

  • DDR3 Triple Channel GV36GB1333C9TC(2GB×3 PC3 10660 1333MHz CL9)

  • DDR3 Dual Channel GV32GB1600C9DC(1GB×2 PC3 12800 1600MHz CL9)

  • DDR3 Dual Channel GV34GB1600C9DC(2GB×2 PC3 12800 1600MHz CL9)

  • DDR3 Dual Channel GV34GB1333C9DC(2GB×2 PC3 10660 1333MHz CL9)

  • DDR2 Black Dragon GB24GB6400C5DC(2GB×2 PC2 6400 800MHz CL5)

  • DDR2 Value GX24GB6400DC(2GB×2 PC2 6400 800MHz CL5)








GeIL:http://www.geil.com.tw/

エムヴイケー:http://www.mvkc.jp/

引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

2010年12月15日水曜日

[E3 2008#06]狙いどおりの映画化。カプコン「ロスト

 カプコンは7月15日(現地時間),E3 Summit 2008の会場内にてプレスカンファレンスを開催し,「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」のハリウッド映画化を発表した。

 先ほどのニュースでお伝えしたとおり,映画「ロスト プラネット」をプロデュースするのは,「X-メン」や「スパイダーマン」などを手がけたAvi Arad(アヴィ?アラッド)氏で,Seaside Entertainmentが制作を行なう。脚本は,David Hayter(デイビッド?ヘイター)氏が担当し,コンサルティング会社のフィロソフィアでCEOを務める藤村哲也氏をエグゼクティブプロデューサーに迎え,Warnar Bros.が配給を行なう。

Arad Production Chairman Avi Arad氏
David Hayter氏
フィロソフィア CEO 藤村哲也氏
Seaside Entetainment CEO Steven Paul氏

カプコン 開発統括本部長兼オンライン事業統括 稲船敬二氏
 映画化は,アラッド氏が会長を務めるArad Productionsからのアプローチによって現実化し,「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」のエグゼクティブプロデューサーだったカプコンの稲船敬二氏は,そのときの感動を熱く語っていた。
 もともと稲船氏は,ロスト プラネットを映画にするつもりで開発しており,「極寒の地」というインパクトのある世界観,ラブロマンスを含むひねりのあるストーリー,ハリウッドにないCGによる巨大ロボット,といった要素を盛り込むことにしたという。また,開発チームには,ハリウッドで映画化されるようなものを目指してがんばろうといいながら,開発時のモチベーションを上げていたということだ。

 また,映画化の話がきたときにアラッド氏が挙げたロスト プラネットの良い点というのが,稲船氏の狙っていたコンセプトどおりだったということなので,ゲームとかけ離れた内容の映画になってしまうことはなさそうだ。稲船氏は,ハリウッドの一流プロデューサーに作品が認められたことに喜びを感じており,発表会場でも興奮していると自ら語っていた。また同氏は,「映画はまだ完成していないが」と前置きをしたうえで,映画化という夢がかなったことに感動していると語り,挨拶を締めた。

カプコン代表取締役社長 最高執行責任者 辻本春弘氏
 カプコン代表取締役社長 最高執行責任者の辻本春弘氏は,カプコンのゲームコンテンツが映画としても成功しており,そういったことがゲームビジネスに戦略的に役立つことを確信しているという。
 事実,カプコンは「バイオハザード」や「ストリートファイター」を映画化し成功を収めている。とくにバイオハザードはシリーズ化され,ゲームと映画が相乗効果を生み,売り上げ/興行収入のアップに貢献したといういい例だろう。

 映画ロスト プラネットの公開は2011年が予定されており,まだまだ先だ。今回も制作発表会という色合いが強く,具体的な内容については一切語られなかった。とはいえ,映画化を望んだ側がゲームの良さを十分に理解しているというのは,ファンにとって心強い。また,映画の公開時期を考えると,しかるべきタイミングで,ゲームのロストプラネットシリーズもリリースされる可能性も高そうだ。


引用元:ローズ(Rose) 専門サイト